先日、結婚式が無事おひらきを迎え
ほっとしながら、ご親族をお見送りしていた時のこと。

新婦のお母様が、私の近くに駆け寄って
「本当にありがとうございました」
と、静かに涙を流されていました。

「娘に、ずっと結婚式をしてほしいと思っていたけれど
人前に出て派手なことはしたくないという本人の想いが強くて…
でも、親としてはやっぱりお祝いしてあげたくて、ずっと悩んでいました。
本人の想いを汲んだ結婚式をしてくださって、本当にありがとうございました」

ご本人たちは、結婚式を挙げることに少し抵抗があって、
たまたまアトリエのイベントへお越しくださったときに、
きっと、お母様に押される形で、
「ちょっとだけ結婚式について聞きたいんですが…」と
お声をかけてくださったのだと思います。

「派手にはしたくないし、特別なこだわりもなくて
親族と、友人数人の結婚式なんです。
そんな結婚式も、ecruさんでできるんですか？」

確か、そんなニュアンスで、とても聞きづらそうに、声をかけてくださいました。

「もちろんですよ～！」とお答えしましたが、
あれ？と、違和感を感じました。

ecruの結婚式って、準備が大変そうで、
こだわりが強くないといけなかったり、
自分で何か作らないといけないとか、
ハードルが高いというか、、、そんなイメージがあるんじゃないかな？

だから、そんなにはっきりイメージがないし、
こだわりがすごくあるわけではないのに、
相談なんてしていいのかな…と、
思っている方が、他にもいるんじゃないかなぁと…

「結婚式を挙げるかどうか迷っている方たち」に、届いていない気がする…

なので、ご相談くださったこと、お母様が背中を教えてくださったこと、
本当に感謝でした。

「自分で準備にかかわって、楽しみたい♩」
というお客様がたくさんいらっしゃいます。

でも実際に自分が結婚式を挙げるとなったら、
私は全く器用ではないからペーパーアイテムは手作りしたくないし←
イメージだけはするけど、それだけ伝えてあとはお任せしたい～←
っていうタイプです。笑

「イメージはこんな感じ。あとは任せます。」
「あんまりこだわりはありませんし、派手にもしたくはありませんが、それでも成り立つ結婚式を」
（成り立たない結婚式はないですが笑）

そういうお客様にも、ecruのこと、知って欲しいし、頼って欲しいなぁと思っています。

話がぶっ飛びましたが、冒頭でご紹介したお母様から頂いたのは
宝物でもあり、私の中での指針のような、重みのある、恐れ多いお言葉でした。

いつもお客様からはたくさんの感謝の気持ちをいただきますが、
こちらこそ、伝えきれないくらいの感謝で溢れているのです。

ecru同窓会をそろそろ開きたいねって、話をしています。
きっと伝えきれない感謝の気持ちを
改めてお伝えしたいです。

そうなったらぜひ、皆さまにお越しいただければ嬉しいです。

実現めざして、頑張ります…！

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ecru-ordermade wedding-
ウエディングプランナー　橋本沙代美

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