考えてみた、お花のこと

先週まで、3月なのにまた雪~~??と寒々しいお天気だった
のに、ここ数日でいきなり春がやって来てくれて
お洋服とかお布団とかどうしたらいいのか(笑)

花粉症が辛くて、かつてはお客様との打ち合わせで
箱ティッシュを置きズビー!ブー!と鼻をかんでいた
騒音も懐かしく(?)反省して鼻炎のお薬を規定量飲んだら
今度は喉がカッパカパに渇き声が出なくなるという数年前の
経験を活かし、現在は自分に合うお薬の量などもわかってきた
花粉症のプロフェッショナル梶原。笑

でも、ぽかぽかした陽射しと、風の音とか、お花の香りとか
春が本当に大好きで、冬眠から覚めた熊のよう!
(冬眠したことないけど。笑)

春が来ていろいろ考えてたらお客様の言葉をふと思い出した。

「結婚式にお花って飾らなきゃいけないんでしょうか?」

この時はビックリしたというか、結婚式=お花を飾るものと
当たり前に思っていた私には、正直衝撃的な一言でした(笑)
でもちょっと考えてみたら、ブライダル業界にいるから
そう思っているのであって、お花を飾らなくても、
なくて絶対に困るものでは確かにないのかもしれない、とも。

じゃあなくて困るものではないものを、これまで飾ってきた
意味はなんだろうとさらに深いところまで考え始めちゃった
りして。笑   絶対にお花があった方がいいと思えたから。

私は日常でお部屋にお花を飾ったりできるほど、おうちを綺麗
には全然できていないのだけれど、いつかお花をさりげなく
飾れるお部屋にしたいなって、ずっとずっと思っていて。
何気ない日常がお花が一輪あるだけで元気になれる気がする。

それから、お花ってどんな時に出会うかなぁと思ったら
例えば、お誕生日とかお祝いとか、おめでとうやありがとうを
伝えたいときに渡す。逆に、お別れの時とかお見舞い、
寂しい時や誰かを励ますときにも。

日々の生活にちょっとしたゆとりを持ちたいときや何か特別な
気持ちがあってお花屋さんに足を運んでいると思ったのです。

それは、結婚式でも一緒じゃないかな、って。
何より特別な日、誰かを想ってお花を飾る。
それだけでとても素敵なおもてなしのような気がしました。

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結婚式のあとにお花をちょっとだけ持ち帰ったゲストが
明日このお花を見て、結婚式のことを思い出して笑顔になって
いたら。この花束を贈ったお母さんが大切に飾ってくれたら。
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うまく言葉にできないけれど、そういうことだなって
お花があった方がいいと思う理由が見つかった気がしました。

お花屋さんじゃないから、専門的なことは言えないけれど
特別な日に想いを込めてお花を飾って下さっている作り手の方
が裏方にいてくださることは知ってる。
“飾り”ではなく、想いのこもった”おくりもの”。そう思う。

こんな私の話をしながら、お客様がほっこりしてくれたら
また嬉しいもの(^^)
花粉症のお鼻じゃなくて、お花のおはなしネ。笑
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フリーランスウェディングプランナー 梶原映実

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