結婚式の-お見積り-のこと
今日は少しリアルでecruが伝えたい「お見積り」のことを書いてみます
なぜこのテーマをあえて取り上げようと思ったかというと
結婚式を挙げるとき 必ずご費用のことは考えなくてはいけないけれど
理想と現実のギャップに悩む新郎新婦様も少なくないと思うからです
情報誌にもよく書いてある「結婚式の見積りは後からどんどん上がっていく」
初回のお見積りよりも平均100万円以上アップすることも多いといわれているお見積り。
私はフリーになる前からずっとこれが気がかりでした
初めての結婚式
いろんな会場を見て 比較をして 家族と相談して決める中で
お見積りは大切な判断基準になります
そして どこも自分の会場でお客様に結婚式を挙げて頂くのが一番だと
自信を持ってご対応しているからこそ ご費用も他社と競います
それは何も間違っていないし まだ何も決まっていない中で最低限の価格しか
ご提示しがたいのも確かです。ただ…
そこからお打合せを進める中で、お見積りのお料理では少ないと思い
会場お勧めのコース料理を選び、お花のボリュームがお見積りどおりでは
寂しいと思いボリュームを増やし、お見積りには入っていなかったけど
スタンダードに行われている演出を追加し、プロのカメラマンを手配し・・・
これが重なった結果が「結婚式の見積りは後からどんどん上がっていく」ことです。
もちろん、一つ一つお二人とご両家にご提案し納得の上で選んで頂いたものばかり
ですから これが何かトラブルの種だとかそういうことではなくて。
でもやっぱり 一つ一つの金額は少額に見えても 積み重なった大きなお金を
結婚式の2ヶ月前くらいに改めて再見積りをリアルに見てビックリすることも
当初のお見積りはあってなかったようなものだなぁって私だったら感じます
だからecruはこのお見積りの出し方はしないでいます
お二人の想いやご希望をお聞きして それに対してお二人にご提案したいこと
こういう予算の使い方はどうか とプロとしてお伝えしたいと思っています
どんどん上がるお見積りではなく お二人にとって正直であり、ゲストから頂く
‘ご祝儀’という大切なお金の使い道をご一緒に考える具体的なお見積りを出したいと思ったからです
お二人が ゲストへいいお料理をお出ししたいと思うのはなぜでしょう
お花をもっと寂しくないように飾りたいと思うのはなぜでしょう
プロのカメラマンに写真を残してほしいと思うのはなぜでしょう
それは お二人がゲストを思うからこその気持ちと 二人の思い出を写真という
ずっと手元に残る記録を残しておきたいという想いがあるからそこにご費用を
かける選択をしていらっしゃるのですよね^^
だからこそ お二人がゲストを思う気持ちと大切な思い出を残す選択を見た目の安さで
お出ししたくないな、と思うんです
これまでのecruの新郎新婦様やご両家から
*現実的な予算が見えていたから結果式場で挙げた兄弟より予算を抑えられた
*必要なものが全部入っていたから後から予算がどんどん上がらずに済んで安心できた
*オーダーメイドなのにとても良心的な価格だった
という言葉が頂けていることが、はじめのお見積りからの大幅な差額のなさに
ご安心頂けたのかな、と私たちも感じています
「もっと高いと思っていました」とよく言われるのですが(笑)
安く見える のと 実際に感じる適正さ は全然違うと思います
目で見てわかりやすいお見積りがあれば、そこから予算を抑えていく方法も具体的に見えます
そういうこともざっくばらんに一緒にプランナーとお話しできたら
お二人もとても気持ちが楽ではないでしょうか?^^
決まったプランがないからこそ、お二人に合わせて
お見積りもオーダーメイドであることが私たちのこだわりです
人からご祝儀としてお金を頂くという尊さ、ご自分達やご両家がこの日のために
大切に貯めてこられたお金を使うこと、私たちも一つ一つお伝えしながら
結婚式のご費用にも向き合わせて頂きたいと思います
今日はそんな 真面目なおはなし
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ecru-ordermade wedding-
代表/ウェディングプランナー 梶原映実
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