Calme（カルム）はフランス語で“穏やか・和やか”の意。共に過ごした7年間、ヨーロッパを旅したお二人。古き良きものを感じ、自然に触れ、落ち着いた音楽を聴き、たくさんの思い出を写真におさめていらっしゃいました。春の暖かい陽気のようなお二人の穏やかなお人柄やぽかぽかした日にゆっくりお散歩を楽しむような、ほっとできるようなWeddingにしようと「Calme Wedding」がコンセプトになりました。

花嫁支度は新婦様のご実家にて。お二人揃って、新婦お母様へ「行ってきます」とご実家から歩まれ、挙式の会場へ向かう途中、ほんの少しの時間でしたがお二人がどうしても感謝を伝えたかったある方の家へ・・・ここでは見えないドラマもありました。

ご親族様との挙式・会食会、そしてご友人やお仕事関係の方々を招いてのパーティーの二部制で行われたお二人のWedding。桜の美しい古民家レストランにてご親族の皆様に囲まれての人前式。その後の会食会も皆様が一つの席を囲んだスタイルで、顔を合わせ和やかにお話しされていた姿が本当に微笑ましい時間でした。


場所を移し、お二人がパーティー会場に選んだ大好きなCaféへ。ヨーロッパの穏やかな森をイメージした緑の美しい装飾とカフェオリジナルのウェディングメニューがお出迎え。立食ビュッフェの福島ではまだまだ珍しいウェディングスタイルに、はじめは少し緊張されていらした様子のゲストの皆様でしたが、新郎新婦お二人のリラックスした雰囲気にあっという間にゲストも一つに、お二人が思い描いた境界線のない温かいパーティーの形がそこにありました。

実はこのレポートでご紹介しているお写真は、ほとんどが新郎新婦のゲストが撮影してくださったもの。お二人の近しい方が撮影したお写真だからこそ見える一面だろうと思います。