両家を繋ぐ結婚式

大崎八幡宮 東洋館 仙台 結婚式

お打ち合わせのときにふと、「挙式の前はどんな風になりますか?」と聞かれた新婦様。その問いには、ご両親様へこれまでの感謝の気持ちを伝え挙式へ臨みたいという想いがありました。

当日、緊張した面持ちで襖の前に並ばれたお二人。開かれた襖の奥に両家のご両親の姿が見えました。「これまで大切に育ててきてくださり本当にありがとうございました」新郎新婦様それぞれに言い尽くせぬほどの想いが涙と共に溢れ、ご両親もまた晴れ姿に身を包んだお二人の言葉が深く心に染みていった家族の温かな瞬間でした。

互いに地元を離れ、仙台で出会ったお二人。これからの結婚生活も仙台で共にと、ご親族をお二人の住む土地へ迎えてのご婚礼を執り行いました。

挙式は、杜の都仙台で長い歴史を刻み、国宝に指定された社殿を持ち人々に崇敬されてきた「大崎八幡宮」での神前式。厳かな空気の中、ご親族に見守られ夫婦としての契りを交わされました。

ご会食は広瀬川を隔て小高い丘の上から仙台を一望できる、明治40年創業の由緒ある懐石料理店へ。お二人を中心に一つの食卓を囲むようにしたお席。新郎新婦様自身から互いのご親族を紹介され和やかに始まったご会食では、互いに挨拶を交わしながらお酌し合ったり、お二人との思い出話に花が咲き、ご両家同士を繋ぐ温かな時間が流れていました。


 

Date – 2018.5.27
Place – 挙式:大崎八幡宮 / 会食:東洋館(宮城県仙台市)
Hair&makeup – 高橋麻美
Photo – 佐藤早苗
Florist – Lamp
Planner : ecru 梶原映実